まさか自分が”会員権を持ちたい”って考えるようになるなんてね。

長くゴルフをやっていたり、ゴルフが楽しくなったら気になるようになってくる
【ゴルフ場の会員権】の話。

「僕は〇〇カントリーのメンバーだからさ」
「遠いのに〇〇ゴルフの会員権も買っちゃったよ」
「社長は〇〇ゴルフ倶楽部のメンバーでいらっしゃるんですよね」
「その日はウチのクラブの月例があって・・・」
最初のうちはそんな話が聞こえるたびに、正直クソ喰らえと思っていました。

はぁ?会員権?ゴルフ場のメンバー?

めちゃくちゃ高いんだろ?もったいない。
GDOや楽天GORAでいいじゃん!色んなところでやりたいじゃん。
会員権なんてお金が余ってる人がステータスのために持つもんだろ?
メンバー同士の付き合いもめんどくさそうじゃん。
買う意味なんかないじゃん。

妬み・僻み(ひがみ)の気持ちも手伝って、心の中ではゴルフ場のメンバーになっている人たちをバカにすらしていたのです。本当を言うと。はぁ、情けない・・・。

とはいっても、いざ会員権を持っている人から誘われて、優待券なんかを使わせてもらってお値打ちにラウンドできたり、メンバー同伴やメンバーからの紹介がないとプレーできない名門ゴルフ場でラウンドできた時なんかは非常に羨ましくもあって。

(ここで一回1万円程度でラウンドできるのは魅力だよなぁ・・・)

もちろんそう思ってはいました。

先にゴルフ場のメンバーになっている友人も強く勧めてきます。

「メンバーライフはいいよ。人生が変わる。」

それでも、(この歳になって、今さら人生が変わるような経験だなんて、そんな大袈裟な・・・)と。
ただ、元々は僕と同じくらいのスコアでラウンドしていたその彼が、年、年と経っていくごとに上手くなっていて、練習量では僕も負けてないはずなのに、実力がどんどん離されていっています
さらにはゴルフスタイルもなんだか格好良くなってきていて。

いつの間にか、彼は適当なゴルフをやらなくなっていました。

(そうか・・・彼はゴルフ場のメンバーになってから明らかに変わったな・・・)
なんだか置いて行かれたような気がして、少し寂しい気持ちになったのを覚えています。

そんなこんなで、自分が持つことは全く考えてもみなかったゴルフ会員権
気が付いた時には、いつか機会があれば買いたいなと思うようにはなっていたのです。

色々あって、とうとう買ってしまいました。ゴルフ場の会員権。

人生は山あり谷あり。

紆余曲折あって苦労も重ね、とりあえず金銭的にはゴルフ会員権を買える状況がやってきました。

そうは言っても、今までこんなもの買ったことがないので、ネットで恐る恐る会員権の販売会社を検索。同じ県内に事務所があるところを見つけて、メンバーになりたいと思っていたゴルフ場の会員権価格を調べてみると、金額の欄が【相談】になっています。
え・・・怖い。

自分の家からほど近い、一応、名門と呼ばれる老舗ゴルフ場。
まあ、ダメならダメで全然いいやという軽い気持ちで、問い合わせフォームに「購入を検討します」という書き込みをしました。

一旦、確認の電話があってからヶ月ほどは何も音沙汰なく、やっぱり無理だったか、そりゃあ僕なんかではなぁ、と忘れかけていた頃「売りたいという人がいますが、どうします?」という連絡が。マジですか。それなら是非にと、
1、まずは会員権を買い
2、メンバーに知り合いがいなかったので、会員権業者に紹介者を用意してもらい
3、審査と面接を無事に終え
会員権を購入してからようやく半年後、晴れてそこのメンバーになることができました。

まさか会員権の代金や、紹介者への謝礼を支払った後から、メンバーになれるかどうかの審査が始まるとは・・・。審査が通らなかったらお金も時間も無駄なことだらけ

こんな苦労をしてまでメンバーになるメリットなんて本当にあるんだろうか?
そう疑いながらのメンバーライフがスタートです。

ちなみに、☟住地ゴルフ☟入会審査が通らなかった場合には会員権代金だけでなく取扱手数料まで全額返金保証してくれるらしく・・・
ここにしときゃ不安がなかった。ええ、これはCMです。

結論から述べると、これからゴルフを長く楽しみたい人には、ゴルフ場の会員になっておくことを強く強くおすすめします。

友人が言っていた「人生が変わる。」それは決して、大袈裟な話ではありませんでした。

なるほど・・・。人生っていくつからでも変わるもんなんですね。

会員権販売会社のサイトなどでよく見かけるゴルフ場のメンバーになるメリット

・プレー料金が格段に安い
・予約が取りやすく、好きな時にゴルフができる
・公式ハンディキャップが取れて倶楽部競技に参加できる
・多くの仲間ができる

プレー料金予約の取りやすさに関しては、まあ一目瞭然でしょう。
倶楽部競技に関しても、要は公式ルールに沿ったゴルフコンペが毎週のようにあって、ゴルフの実力を高めることができるというイメージなので理解できますよね。

本当に?どうやったら?と思うのは「多くの仲間ができる」という点ではないですか?
実際、僕が持っていた一番の疑問がそれでした。

僕はこんなエッセイを書いていながらも、元々が人との間に心の壁を作ってしまう、とても付き合いが難しいタイプで、友達ができるまでには時間もかかるし、そもそも自分から人と関わる方向に進んでいくのが無理な性格。
友達なんて作ろうと思って作るものではないと思っています。

「ゴルフ場で仲間ができる」だなんて、自分から名刺でも配ってまわるくらいのことができる神経が太い奴が言ってることなんじゃないの?そう考えていました。

ゴルフ場のメンバーになってから三ヶ月ほどは週に一回、ラウンドできる時間が空いた当日の朝人で予約をして、キャディーさんとでラウンドするという寂しいゴルフを続けていました。

友人を誘うには、ちょっとビジターフィーが高額なので、友人とのゴルフは他のゴルフ場で。
メンバーになったゴルフ場は自分の練習ラウンドだけで行く。そんなゴルフサイクルです。

いつかスコアが100をコンスタントに切れるようになって、噂の「倶楽部競技」とやらに出ても恥ずかしくない程度の実力になったら、そっちの方にも出てみようかな?それには2、3年はかかるのかな?そんな風に思っていました。

ある日、ゴルフ場から「今日はキャディーが足りないので、もし良ければ他の方と合流して一緒にラウンドして欲しい」とのお願いが。

それまで一人きりの寂しいラウンドでしたから、嬉しくて、喜んでご一緒させてもらうことにしました。
一人が好きだった訳ではないんです。自分から行くのが苦手なだけなんです。
合流したのはとても気さくなご夫婦でゴルフも上手く、色々と教えてもらいながらの楽しいラウンドでした。

最初の最初はそれがきっかけ。

そこから、そのご夫婦とゴルフ場で会うと世間話なんかをするようになり、タイミングが合えば一緒にラウンドし、その人の仲間とも一緒にラウンドさせてもらって、さらにその仲間とも・・・出る気になるまでに2、3年かかるはずだった倶楽部競技も、そのご夫婦と出会った3ヶ月後にはデビューしていました。
競技デビュー当時、もちろんスコアはまだ100なんて切れていませんでしたけどね。

全然気にする必要なかったです。

そして、いつの間にか、僕は今
一生モノの友人たちに囲まれています。

ゴルフは自分自身に正直でなくてはならないスポーツ。

だからそもそも、ゴルフが大好きな人同士、そういう部分から気が合ったり共感できる生き方の人が多く集まっていたということもあるのでしょう。

ゴルフ場とはそういうところなんだと、メンバーになってから理解できました。

ゴルフの腕だけではない、人生の先輩たちも多く・・・いや、実のところ周りは人生の先輩ばかり。
悩みを分かち合ったり、相談に乗ってくれたり、時には手助けをしてくれたり。
大人になってからできる友達はなかなかいないと言いますが、いやいや、この年からも良い友人、尊敬できる人たちと出会うことができています。

ゴルフ場のスタッフやキャディーさんたちもとても良くしてくれます。
「今日はゴルフ日和で良かったですね!」
「この前の競技、頑張りましたね」
「最近腕を上げたって聞いていますよ」
そんな風に声をかけてもらえるようになるとゴルフ場へ行くたびに、なんだか「帰ってきたなぁ」という感覚になるのです。
自分の居場所が増えたような気持ち。

友人が話していた「人生が変わる。」というのはこういうことか、って実感できました。

もっと早くに足を踏み出せば良かった。

最大のメリットって本当、コレとコレなんですよ。

低価格でラウンドができることはもちろん、大きなメリットではあります。

きっと、まだメンバーになっていない人は、その点が会員権購入の最大のメリットだと考えていることでしょう。僕だってそう思っていました。

ただ、実際にメンバーライフを経験してみると、実はそこは小さなことだったとわかる時が来ます。

ゴルフ場で知り合える仲間と過ごす時間と経験。

これこそが一番のメリットです。

もう一つ、さらにもう一歩踏み込んで倶楽部競技に参加してみるとわかることが。

倶楽部競技は、ゴルフに真面目に取り組んでいる人たちがそれぞれのハンディキャップを持って真剣に挑む試合です。

大人になって、真剣勝負で「勝った負けた優勝だ」って必死になれたことってありますか?

学生時代、部活動で燃えていたあの頃が戻ってきます。

70歳だろうと80歳だろうと、いくつになってもそんな経験を毎週のようにできるのは、ゴルフ場のメンバーならではです。

会員権を買うなら、後悔しないようにこんなところを選びましょう。

初めてのゴルフ会員権を買うことを検討している人にひとつ大事なアドバイスが。

それは、どうせメンバーになるのであれば、とにかく自宅から近いところが一番だということ。

複数のゴルフ場のメンバーになっている仲間も多いですが、皆が口を揃えて言うのは「結局、一番近いところしか行かなくなるよね」なんです。

もちろん予算のことがあるとは思いますが、いくつかのゴルフ場の中からどこにするのかを迷っているのであれば、予算的に少し無理をしてでもご自宅から近いところを買われることをお勧めします。

初めてのゴルフ場の会員になるのに、割安だからと言って自宅から片道90かかるゴルフ場の会員権を買った知り合いがいました。
最初の数ヶ月は毎週のように通っていたんですけど・・・それだけ遠いと、友達を誘っても3回目以降は断られるようになります。
1年後には月に1回行くか行かないか、3年後には持っていることも忘れて、それ以降、年会費の請求が来るたびに思い出してあの時の自分を恨むことになります。

ま、車の運転もゴルフ並みに大好きで、「交通費がオンされてもワイにはその時間が大切なんや」って人にはそれでも良いんですけど。
安物買いの銭失いになって後悔しないようにね。

とにかく、会員権を持ってメンバーライフを経験する、これは
本当に人生が変わります。